この夏、赤目四十八滝に散策に出掛ける予定です。
そうして、僕の趣味にトレッキングを新たに加えようとしています。
秋になると、涼しくなるし、皆さんも気軽に山歩きはいかがですか?
と言いつつも、低い山でも、やはり侮りがたいのではないでしょうか。
TVで時折、遭難などのニュースが報道されています。
そうならないためにも、やはり事前準備が必要なのではないでしょうか。
今回、「これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!)」をもとに、トレッキングシューズの選び方を記事にしますが、この本は、なかなかよさげです。
これで身につく山歩き100の基本―入門から中級まで (るるぶDo!) | ||||
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トレッキングシューズの選び方のポイント
山の装備の中でも、選び方、買い方が一番難しいのが、トレッキングシューズだそうです。
そして、歩くことが基本の山歩きで、最も重要な装備が靴です。
トレッキングシューズの種類
登る山岳に応じて、形や素材、様々な種類の靴が用意されている。
形状
- 足首まで覆うハイカット型
- 足首が出るローカット型
- それらの中間
素材
- 皮革製
- ゴアテックス
天然皮革製
使い込んでいくうちに足になじんでいく。
ゴアテックス
防水性・透湿性に優れている。
軽い。
使用状況に応じて
- ライトタイプ
- ハードタイプ
ライトタイプ
整備された登山道の低山歩きが主体。
ハードタイプ
標高も高く岩場やガレ場の多い山で、軽アイザンを使うことが予想される場合。
初めての人は、間違った選択をしないためには、どういう山を登るか、自分の体力等を説明し、品揃え豊富な登山用品専門店で、商品知識豊富なスタッフに相談して選ぶのがベスト。
選び方のポイント
- 地面をしっかりととらえるような靴底が凹凸のしっかりしたものを選ぶ。
- くるぶしまでしっかりと包み込む構造の靴は、長時間歩いても疲れにくい。
- 必ず靴と同時に使う登山用靴下を履いてからサイズ合わせをする。
- サイズをチェックするには、靴の内側先端につま先が触れるくらいまで足を入れた状態で、かかと側に指1本分の余裕があるものを選ぶ。
- 両足とも靴紐を締めて履き、店内を歩いて、足全体にフィットしているかどうかチェックする。
- 店内にある斜面台を実際に歩いてみて履き心地を確かめる。
この記事を書いた後、実際に、トレッキングシューズを購入したのですが、その際、店員さんに、何故、一廻りも大きいサイズを選ぶのかと聞きましたら、
登山(低い山でも)には、下りがあるためだそうです。
その店員さんのお話だと、選ぶ靴にもよりますが、大概の人が普段履くサイズより、1cm大きいのを買って帰るそうです。
購入の際、とても丁寧に色んなことを、スタッフの方に教えていただきました。
中敷き(インソール)
二本足で体重を支えるためには、靴底と足裏全体に隙間がないのがベスト。
インソール(中敷き)は、靴と足をフィットさせることはもちろん、歩き方の癖や靴の変形から生じる不具合をも調整し、足の骨格を安定させることで正しい足の運動をサポートしてくれる。
靴ひもの締め方
爪先側からフィットさせて行くが、このときに、D環の上から下に紐を通して編み上げていき、最後のフックも上から下に紐をかけてから結ぶと緩みにくい。
長い下り坂では、最後のフックを下から上に紐を通して結んだ方が良い。
補足
靴を買う時は、予備の靴ひもも同時に買っておくと、いざという時に助かる。
また、厚手のしっかりした靴下も同時に購入する。
また、靴の手入れに欠かせない防水スプレーも、一緒に購入すると良い。
春の日差しは想像以上に強いので帽子は必要。
ベースボールキャップは、耳が日焼けしてしまうので注意が必要。
紫外線を99%カッとしてくれるチタニウム製の日よけ帽子ネットというものもある。
チタニウムは、金属アレルギーの心配も無く、熱遮断効果もある優れもの。
飲料
コースや時期によって異なるが、入門から中級の山歩きの場合は、目安として1リットルあれば十分だとのこと。
ご自分の普段の飲料の摂取量などを考慮して下さい。
この本には、触れられていませんが、吸水性の良いタオルは必需品かも知れません。
靴の手入れ
使用後のトレッキングシューズは、外側部分に付着した泥やほこりを乾いた布などでしっかりと取り去り、靴底を上にして陰干しする。
これは、靴底の布製部分に溜まった湿気を発散させるためであり、長く怠ると、靴の変形や靴本体からソールが剥がれるなどトラブルの原因となる。
陰干しの後には、防水用のクリームを塗り込んでおく。
それでは、よき夏シーズンを!!