先日、京都の嵐山へ新緑を撮りに行きました。
僕が行ったのは平日でしたが、春や紅葉の秋と違いさほど混雑してはいませんでした。
嵐山へ行くには、バス、JR,阪急などがありますが、兵庫県からは阪急の方が良いかと思い、僕は阪急で行きました。
嵐山へのルート
JRで嵯峨嵐山駅へ。
京都駅から所要16分。(240円) 新大阪駅から所要48分。(840円) 新神戸駅から所要1時間30分(1700円)。
阪急電車で嵐山駅へ。
阪急河原町駅から所要17分(220円)。 新大阪駅から所要約1時間(550~750円) 新神戸駅から所要約1時間30分(830円)
詳しくは、地図・ルート検索 – NAVITIME.をご覧下さい。
阪急嵐山駅
今回は、阪急嵐山駅を起点としました。
到着して、まず思ったのが、どこの観光地もそうでしょうが、「嵐山みたいに風光明媚な場所に住んでる人がいるのだなぁ。」という妙な感心でした。
日本観光ブームだなと思わせるように、外国人とくに中国人の家族がとても多かったです。
観光客の約半数が外国人でした。
中国人といえば自転車^^。
阪急嵐山駅のすぐ前のレンタサイクルで自転車を借り、颯爽と何処かへ行ってました。
渡月橋
阪急嵐山駅からだと、まず渡月橋と出会います。
春は桜、秋は紅葉と楽しませてくれる嵐山ですが、見た目には新緑も涼やかで気持ちよいのですが、写真に収めると見た目ほど上手く撮れませんでした。
写真は、両岸から撮影できます。
阪急嵐山駅側の岸には、ロープで遮断されている地帯がありましたが、この写真は、嵐山公園のロープの遮断が切れたところのコンクリートの上を伝って川辺に入ったところで撮影していました。
桜や紅葉の季節には人で一杯になると言われる嵐山公園には、幼稚園児か小学生低学年が遠足で、お弁当を広げていました。
阪急嵐山駅に到着したのは、お昼前でしたが、渡月橋を撮影している間にお昼の時間となっていました。
お昼は、嵐山よしむらで、とろろそばをいただきました。
おそば1杯に1100幾ら、会席で2000円以上と身分違いな店でしたが、味も僕にはわかりませんでした。
ただ、テーブル席の前はガラス張りで、一面に桂川が見え、夏には納涼でとても気持ちいいと思います。
嵐山よしむら (あらしやまよしむら) – 嵐山(京福)/そば [食べログ].
また、こういう場所でよく料理の写真とか撮れるなあ、その勇気に感服。
京都嵐山観光案内
ここで下調べしておいた京都嵐山の観光案内をしたいと思います。
このうち、今回僕が行ったのは「竹林の径」と「地蔵院」のみです。
僕の行った時にも船に乗っておられる方はいましたが、夏は船遊びも名物の一つのようです。
嵯峨野・嵐山
平安時代から貴族の別荘が営まれ、嵯峨野は世を厭う貴人文人の隠棲地であった。
また、「源氏物語」「平家物語」「小倉百人一首」など古典文学ゆかりの庵や寺社が、ひっそりとたたずむ。
[ready_google_map id=’1′]
[wpgmza id=”1″]
渡月橋
9世紀前半に架橋。
嵯峨天皇が法輪寺に参拝するため造ったとされる全長155mの橋。
- 5月:三船祭
- 7~8月:鵜飼い、万灯流し
天龍寺
京都五山の第1位。足利尊氏が建てた寺。
紅葉の名所。
嵐山の風景を借景とした曹源池庭園は、指折りの名庭で知られる。
法堂の奥にある大方丈の縁側から庭園を眺めるのがベスト。
法堂の天井には、どこから見ても龍に睨まれるという「八方睨みの龍」が描かれている。
無休 料金 500円
大河内山荘
一回り所要約1時間の約6000坪の回遊式日本庭園。
庭園から京都市街や保津峡の自然景観を楽しめる。
初夏の新緑も美しい。
無休 料金 1000円
野宮神社
縁結びの神様を祭ってある。「源氏物語」の舞台でもある。
無休 無料
落柿舎(らくししゃ)
庭の柿の実が一夜のうちにほとんど落ちたことが名の由来。
芭蕉がこの地を幾度となく訪れ、「嵯峨日記」を著している。
無休 料金 200円
常寂光寺(じょうじゃこうじ)
京都屈指の紅葉の名所。
もとは藤原定家の山荘である「時雨亭」があったところと伝わる。
無休 料金 400円
二尊院
有名人が眠る紅葉の名所。
無休 料金 500円
厭離庵(えんりあん)
歌人・藤原定家が「百人一首」を編纂した山荘の旧跡。
庵名は「汚れたこの世を厭い離れて、浄土を喜び求める。」という言葉に由来している。
紅葉の季節のみ公開。
料金 500円
宝筐院(ほうきょういん)
南北朝の武将が敵味方とも眠る。
南朝の武将・楠木正行が戦死後に弔われた寺。
のちに敵方北朝の足利義詮が正行の忠義に感服し、自らの墓所とした。
紅葉に埋め尽くされた参道は見物。
不定休 料金 400円
清凉寺(せいりょうじ)(嵯峨釈迦堂)
「源氏物語」のモデルとされている源融(みなもとのとおる)の山荘があった場所。
料金 400円
大覚寺(だいかくじ) 大沢池
嵯峨天皇が愛した日本最古の庭園。
境内は、時代劇のロケ地となることも。
狩野派の障壁画や嵯峨菊が有名。
華道・嵯峨御流の発祥地。
大沢池
中国の洞庭湖をモデルに日本最古の人工池が造られた庭湖。
料金 500円
多宝殿
しだれ桜の撮影ポイント。
宝厳院の紅葉
春と秋に特別公開。
紅葉シーズンの名庭は、まるで絵画のような豪華絢爛さ。
料金 500円
鈴虫寺
1年中、鈴虫が鳴いていることから鈴虫寺の呼び名で親しまれる。
京都を写したカメラの本には、さらに奥の1200体の羅漢像がある愛宕念仏寺や今回、僕が行った地蔵院も取り上げていました。
この時期の写真誌に取り上げられていたのは、広沢の池、竹林の径、渡月橋、大覚寺・大沢の池でした。
竹林の径
食事が終わると、少し反対岸から渡月橋を撮影し、お目当ての竹林の道へずんずん歩いて行きました。
最初、写真で見たようないい按配な場所がなく、このまま何も撮れずに帰るのかと思っていましたが、野宮神社を過ぎて、さらに奥へ行くと、それらしくなってきました。
それほど、頻繁に道案内が出てるわけではないですが、要所要所に地図の立て看板があり、地図を持っていなくても、おそらく迷うことはないでしょう。
上の竹林の写真は、舗道と竹林を遮る壁から、カメラのみ差し出し撮影したものです。
右の写真もそうですが、これらの写真は、よりグリーンが際立つようにグリーンのエンハンサー
を使い、撮影してあるため、実際の竹林の色よりも、緑が鮮やかになっています。
その他のフィルターの効果はビックカメラ.comのこちら
をご覧下さい。
フィルターの賢い買い方は、一番レンズ径の大きなレンズに合わしてフィルターを購入し、それよりも小さなレンズにはステップアップリング
を利用して、フィルターをお使いになるといいです。
写真誌には、竹林の道の横を覆うようにそび立つ竹林の写真が見かけられますが、幾らか人通りが少なくなるのを待ったのですが無理でした。
右の写真は、前を歩いている人が写らないように、若干、カメラを上向きにして写しています。
写真誌などに取り上げられている写真は、京都に1泊するなどして、人通りの来ない早朝に写しているそうです。
さらに奥へと行こうかとも思っていたのですが、天竜寺が気になり、トロッコ嵐山駅まで廻り、引き返しました。
道中、人力車も走っていたのですが、写す機会を失いました。
渡月橋の方へ戻り、冷やしぜんざいを頂き、一服しました。
休憩し、「折角、新緑の季節に来たのだから、新緑の美しい地蔵院へ行こう。」ということになり、地蔵院へ向かうことになりました。
[ready_google_map id=’2′]
地蔵院へは、
- 京都バス 63,73,83系統乗車 苔寺 下車 徒歩3分
- 阪急嵐山線 上桂駅下車 徒歩13分
となっており、日頃、大して運動していないせいもあり、少し歩き疲れたので徒歩の時間が短いバスで行こうと待っていたのですが、イラチなのか、中々来ないバスにしびれを切らし、阪急電車で行きました。
上桂駅下車後、踏切を渡り、ずんずん山手の方へまっすぐ行くと、山里に入り、ある程度、登ったところを右手に折れると到着です。
右折のところに、石柱の案内があるので、すぐわかると思います。
時間は、夕方の4時半まで。
到着した頃は、4時過ぎでした。
表門の写真は、よく見るのですが、前庭が枯山水庭園として有名らしいですが、時間も迫っており、カメラ撮影禁止の場所へは入らなかったです。
拝観料600円と京都の有名な寺社並みに取るのですが、正直、次回は表門撮影だけで十分です。
この写真は、境内のものですが、何となく写真になりましたが、見た目には今ひとつでした。
上のお坊さんのいる写真は、広角レンズで撮影したものだと思いますが、広角で撮るとよくなるのですが、緑色で潰れた部分が気になります。
そういうものなのか、まだよくわかりません。
秋へも万灯流しにも行きたいなあとか思っています。